3つのシェエラザード
自分が殺されるかもしれない状況で、お相手に毎晩興味深い話を聴かせ、一日一日延命しついには改心させるなんて到底できません。
王妃シェエラザードは「アラビアンナイト」の物語を残忍な王に毎晩聴かせ続けました。 なんて凄いエンターティナーなんでしょう。 W1もR1も文句なしの優勝ですね。
そんなことはさておき、シェエラザードのCDは何枚か持っているのですが、代表的な3枚をご紹介しようかと。
1枚目は ゲルギエフ指揮、マリンスキー歌劇場管弦楽団 ロシア色豊かな、定番の一枚って感じですね。
2枚目は ロストロポーヴィチ指揮、パリ管弦楽団 さらにまったりと濃厚にロシアを感じる一枚。
3枚目、 プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団 録音が良く、上手い、と感じる一枚。
アメリカ音楽やってたり、ジャズの演奏してたり、チャイコフスキーのバレエ音楽振ってたり、私にとって、プレヴィンという指揮者は何をしでかすかわからないような、なんとも不思議な方に思えてなりません。