2023-03-06 展覧会の絵(ゲルギエフ指揮、ウィーンフィル) ラヴェルという作曲家のオーケストレーションは非常に評価されているのですが、私には腑に落ちないものでした。 自分にとって、ラヴェル編曲の「展覧会の絵」が、フランス風に聴こえて仕方なかったからです。今まで私はラヴェル編曲の「展覧会の絵」を聴く事を極力避け、ストコフスキー編曲の「展覧会の絵」をどちらかというと愛聴してきました。 しかし、その評価はゲルギエフ指揮の「展覧会の絵」を聴く事で一変しました。 何故かはわからないがロシアの響きを感じるのです。ラヴェル編曲なのに。 もう、ストコフスキーには戻れません。